エナフンさんの名言(2)
すっかりエナフンさんフリーク(信者(笑))の私がエナフンさんの梨の木を読んで感銘を受けた名言を紹介します。
第2回目の今回はすでに何回か紹介している名言です。
グロース投資家もバリューを気にするし、バリュー投資家もグロースを気にしないわけではない。
ではグロース投資家とバリュー投資家の違いは何?と疑問の人への一言。
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結局のところ、成長と割安さのどちらをより優先するかで、
グロース投資とバリュー投資が分類される、云々
というのが、洗練された説明と言えるでしょう。
エナフンさんの梨の木 バリュー投資4パターン
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どちらをより優先するかでグロース投資家とバリュー投資家が分類されるんですね。
最初この名言を読んだ時はピンと来ていませんでしたが、たしかに洗練された説明です。
収益バリュー投資家も含め、いくら成長していて優秀な企業でも割安でなければ購入しないのがバリュー投資家なんですね。
エナフンさんの名言(1)
すっかりエナフンさんフリーク(信者(笑))の私がエナフンさんの梨の木を読んで感銘を受けた名言を紹介します。
第1回目の今回は
四季報で騰がる株を見つけていると父親に伝えて驚かれた際の一言です。
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「考えても見てほしい。
もし、給料の他に、プラスで100万円でも儲けようと思ったら、いったいどれほどの努力が必要か?
(中略)
そこから得られるリターンを考えれば、例え1週間かかっても、この本(四季報)を読み切る程度の努力なんて大したことではない。」
旧)エナフンさんの梨の木 収益予想は当たらない
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心のどこかで努力しなくても何とかなるだろうと思っていた私には耳の痛い言葉でした。
エナフンさんにとって四季報を読み切るなど大した努力に入らないのです。
一体どれほどの努力をしているのでしょう。
この一言は私を奮い立たせ、努力の必要性を気づかせてくれました。
銘柄選定方法の変化
2014年11月に株式投資を始めてから2017年5月現在に至るまでの銘柄選定方法や損益を振り返ります。
ちなみに損益額は以下のように山あり谷ありで全然儲かっていません。
(2014年11月〜2015年12月)
上昇トレンドの良さそうな銘柄を何となく購入。今思うと本当に何となく選んでいました。
まさに、てきとー投資。今風に言うと「雰囲気で株をやっている」状態です。
ヨネックスのおかげて最初に売却した2015年12月までは順調に利益が積み上がっています。
それ以外の銘柄は大きなプラスもあれば大きなマイナスもあり、±0くらいでした。
この間にYahoo!ファイナンスのアプリの業績ページを見るようになり、
企業の成長具合を何となくチェックするようになる。
順調に利益と株価が上昇している大企業を中長期保有して、他は中小企業者を短期で売買する思想がここで芽生える。
(2016年1月〜2016年7月)
2016年の大発会で富士重工(スバル)を購入、そして日経平均は大発会から6営業日連続で下落。富士重工も漏れなく被弾。
投資開始来の損益がマイナスに投入。
それからは初心に戻りヨネックスを数度売買することで2015年並みの利益まで復帰。
ここで同じ銘柄を複数回売買することを覚える。
(2016年8月〜11月)
ヨネックスが値下がったところで買い戻したらさらに暴落。泣く泣く損切り。
新高値ブレイク投資術と出会う。
新高値の銘柄の中から業績が良さそうな銘柄を購入するも連戦連敗。
新高値ブレイク投資術を気取った雰囲気で株をやっていました。
休むも相場と現実逃避しながらもアメリカ大統領選挙日に購入したダブルインバースでとどめを刺される。全然休めていない(笑)
(2016年12月〜2017年4月)
ペッパー、メディアドゥ、ラクスなど徐々に購入し始めると株価暴騰。
しかし、利確願望が強過ぎて初動もしくは薄利で売却。
成績は上々だが行き詰まる。
握力の必要性を実感。
(2017年5月〜)
収益バリュー投資と出会う。エナフンさんの梨の木を読んで収益バリュー投資を学ぶ。
収益バリュー投資家を目指して勉強中。
「雰囲気で株をやってる」からの脱却を目指して日々頑張っています。
この収益バリュー投資との出会いが長期的に安定した利益の創出と資産1億円達成に繋がると強く信じています。
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収益バリュー投資の優れた点
収益バリュー投資と言うか、エナフンさんの収益バリュー株の探し方が素晴らしいので紹介します。
前回の記事でグロース要因とバリュー要因とそれ以外に分類しましたが、私が特に素晴らしいと思ったのは3番目の「それ以外」に分類した要因です。
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4)あなたはその会社の事業を簡単に説明することができるか?
5)その会社の収益構造は単純か?
7)その会社の事業には直ぐには他社に真似されない何かがあるか?
8)営業キャッシュフローは長期にわたってプラスとなっているか?
9)極端に借入金が大きくないか?
11)その会社の経営者は株式公開をゴールではなくスタートと考えているか?
12)その会社の経営者はコスト削減派といえるか?
13)その会社は、景気の影響を受けやすい企業か?その逆か?
14)収益は、国内中心か、海外中心か?
15)新技術を生み出す側ではなく、利用する側に投資する
エナフンさんの梨の木 収益バリュー株の探し方(2)
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定量的な項目より定性的な項目が目立ちます。
定量的なことに気を配るのことが多く、定性的なことを蔑ろにするケースが多いのではないでしょうか。
上記のことはピーター・リンチの本を読めば書いているのかもしれませんが、それを簡潔にまとめたのはエナフンさんの功績です。
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失礼になるかもしれませんが、ピーター・リンチなどの偉大な投資家が言うより、エナフンさんが言うほうが自分でも出来るのではないかと思わせます。
とは言え、ここで紹介されている内容はエナフンさんの技術のごく一部だと思います。
エナフンさんのように株式投資で大きな資産を築くには並大抵の努力ではすまないはずです。
ですので紹介されている項目くらいは身につけたいと思います。
エナフンさんとの出会い(エナフンさんの梨の木との出会い)は知識もそうですが、投資家としての考えを改めるきっかけとなった素晴らしい出会いでした。
収益バリュー投資のグロースとバリューの割合
収益バリュー投資は割安な成長企業を購入する投資法です。
では割安(バリュー)と成長(グロース)の割合はどうなっているのでしょうか?
私が尊敬するエナフンさんが紹介している収益バリュー銘柄を探すための15個のチェック項目で調べてみます。
(詳細はエナフンさんの梨の木を参照)
まずグロース要因は以下の4項目となります。
- 長期的な成長を続けているか?
- 今後も成長を続ける余地が残っているか?
- 利益水準(ROE)は高いか?
- その会社の成長構造は単純か?
では残りの11項目がバリュー要因かと言うとそうでななく、バリュー要因は以下の1項目しかありません。
- 株価はPER・PBR・配当利回り等の観点から割安と言えるか?
PER、PBR、配当利回りの3項目と言うこともできますが、ほぼ「PERが割安と言えるか?」と同等のため1項目です。
その他はグロース要因ともバリュー要因とも言えない、言いづらい、両方に該当する項目となります。
分類できない項目が多くなるのは良しとして、バリュー要因が1個しか無いのは意外です。
しかし、この所感に対する回答もエナフンさんが的確に教えてくれています。
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結局のところ、成長と割安さのどちらをより優先するかで、
グロース投資とバリュー投資が分類される、云々
というのが、洗練された説明と言えるでしょう。
エナフンさんの梨の木
バリュー投資4パターン
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大事な箇所を太文字で参照しました。
大事なのは割合ではなく、どちらを優先するかなんですね。
洗練された説明です。
いくら収益性や他が魅力的でも割安でなければ購入しない。まさに割安さを優先するのが収益バリュー投資のポリシーなのでしょう。