勝組は小型株を買って勝っているのか?
今回は検証の第ニ弾として勝組の個人投資家は小型株を買っているか検証します。
検証方法は前回と同様に個人投資家パフォーマンスランキングのポートフォリオランキング(2017年5月末)の記事から行います。
票数(保有人数)は考慮せず、純粋に各銘柄の所属をカウントします。
大型株、中型株、小型株の分類は時価総額を元に以下のように定義します。
分類した結果は以下のなります。
24銘柄中20銘柄が小型株というダントツの結果になりました。
小型株を買っているというのは本当みたいです。
前回の所属市場ごとの仕分けではそれなりにバラついていましたが、時価総額の大小で仕分けるとここまで偏るんですね。
では小型株の中でさらに仕分けるとどうでしょうか。
極端な偏りはないものの、300億円未満が多い傾向にあります。
小型なほど効率的市場仮説に綻びがしょうじて利益を得るチャンスがあるのでしょう。
今後は時価総額300億円未満を目安にして銘柄選定をします。