いきなりの躓き
よく調べもせず投資信託を開始した。 少額ながらも投資家デビューでワクワク・ドキドキ。
購入するファンドの選び方は単純、ランキング上位から良さそうなものをチョイスするだけ。 ランキングを見て「ニッセイ日経平均225インデックスファンド」と「楽天日本株トリプル・ブル」が目に止まった。
前者は日経平均の値動きに連動を目指し、後者は日本株式市場の値動きの3倍を目指す。 2013年4月、世は正にアベノミクスの影響で日経平均が物凄い勢いで上がっていた。 日経平均に連動も捨てがたいが、今が攻めどきと3倍に惹かれてトリプル・ブルをメインに購入することにした。
この選択が躓きの始まりとも知らずに…
4月8日にトリプル・ブルを2万円分購入し、しばらく順調に基準価額は上昇した。
調子に乗り追加で5月20日に5万円分購入した。
当時の総投資額の50%以上を1つのファンドに集中させたのである。
ローリスクを信念に資産運用を始めたにも関わらず、ハイリターンに目が眩みハイリスクを選択した。
上がるのが早ければ下がるのも早い、まさにジェットコースターのように下がっていった。 5月22日を境に基準価額は下がり始め、次第にマイナス域に突入。 日経平均が気になり1日に何度も確認する始末。
日経平均は上がっているのに基準価額は上がらない。
苦悩の日々が続く
今でこそプラスだから良いものの当時は「投資信託コワイ」と完全に意気消沈していた。 そして今でも売るタイミングを見失っている…
この経験が分散投資やインデックス投資への目覚めに繋がったので今では良い経験となっている。
こうして資産運用を開始してからいきなり躓いたのでした。