ひこぼしの米国株投資〜オニール、ミネルヴィニ派〜

てきとー投資からの脱却 ~オニールとミネルヴィニの狭間で~

損失が増えるほど元に戻りにくく、利益が増えるほど元に戻りやすい

損切りは素早く行わなければならない。損失が20%になると元に戻るには25%も利益を上げなければならない。

言い方は様々ですがよく聞くフレーズです。

損失率 元に戻るのに必要な利益率
-10% +11%
-20% +25%
-30% +43%
-40% +67%
-50% +100%

上の表から損失が大きいほど、元に戻るのが大変なことがわかります。

では逆に利益が出た場合はどうなるのでしょうか?

利益率 元に戻るのに必要な損失率
+10% -9%
+20% -17%
+30% -23%
+40% -29%
+50% -33%

利益が大きいほど、元に戻るのは簡単になります。

50%の利益を出してもその後に33%の損失を出すと元に戻ってしまいます。

ある年に年始来50%の利益を上げても、その翌年に年始来33%の損失を出すと元に戻ってしまうのです。

常に損失に気をつかう必要があり、ストレスが溜まってしまいます。

損益を確定させない、もしくは年始来などの基準を作らないことでその一端を取り除くことが出来ます。

頻繁に売買はせず基本はバイ&ホールド。日々の損益の計算は購入来で計算するのがストレスフリーで優れた投資法かもしれません。

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※ 投資判断は自己責任でお願いします。