ひこぼしの米国株投資〜オニール、ミネルヴィニ派〜

てきとー投資からの脱却 ~オニールとミネルヴィニの狭間で~

検証

勝組は小型株を買って勝っているのか?

今回は検証の第ニ弾として勝組の個人投資家は小型株を買っているか検証します。 検証方法は前回と同様に個人投資家パフォーマンスランキングのポートフォリオランキング(2017年5月末)の記事から行います。 票数(保有人数)は考慮せず、純粋に各銘柄の所属を…

勝組は新興市場を買って勝っているのか?

前回の記事で勝組の個人投資家はジャスダックなどに上場している小型株を主力にしている人が多いと書きました。 今回はその検証の第一弾として新興市場の銘柄を買っているか検証します。 検証方法は個人投資家パフォーマンスランキングのポートフォリオラン…

今年はイージーモード?

「今年は勝って当たり前」、「今年の成績を実力だと勘違いしてはいけない」などの発言を個人投資家のブログやtwitterで目にします。 私もお陰さまで含み益を重ねていますが、これらの発言の根拠が何か考えてみました。 今年と過去3年間の月次の日経平均の推…

損失が増えるほど元に戻りにくく、利益が増えるほど元に戻りやすい

損切りは素早く行わなければならない。損失が20%になると元に戻るには25%も利益を上げなければならない。 言い方は様々ですがよく聞くフレーズです。 損失率 元に戻るのに必要な利益率 -10% +11% -20% +25% -30% +43% -40% +67% -50% +100% 上の表から損失が…

収益安定性から意味ある成長が認められる銘柄を探す

オニールが提唱したCAN-SLIM手法の「A:年間の収益増加」では収益の増加が意味ある成長かどうかを問いています。 見極める方法として収益安定性を上げています。 収益安定性: 四半期ごとの収益をチャート上に点で示し、その点の周囲にトレンドラインを描き、…

純金融資産保有額の階層別にツリーマップをつくってみた

野村総合研究所が発表した保有資産階層別のピラミッド図があります。この図はよくできているのですがパッと見で正確にイメージするには適していないためツリーマップを作りました。保有資産規模はそこまで違和感がないですが、世帯数はすごく違和感がありま…

制限率幅(制限値幅のレシオ換算)

株価が1日のうちに極端に変動しないよう制限値幅という制度があります。 ストップ高、ストップ安になる値幅ですね。 株価は通常、額(値)ではなく率で変動します。 1,000円の銘柄が1日に50円値上がりすると結構上がったと感じるのに対して、10倍の10,000円の…

「稲妻が輝く瞬間」に居合わせなければならない…のか?

投資家は、「稲妻が輝く瞬間」に居合わせなければならない 「敗者のゲーム」の有名な一節です。 この一節は1980~2008年の間のS&P 500の年収益率が11.1%に対してベストの上昇日10日を逃すだけで年収益率が8.6%に低下することなどに由来します。 今回はこの現…

1億円への道(Road of 1億)

今まで漠然と資産1億円越えに憧れを抱いていましたが、真剣にその距離を計算したことはありませんでした。(億り人の字面がカッコイイ) そこで1億円までの必要年数を計算してみました。 元本 年率 必要年数 備考 100万円 20% 26年 100倍<1.2倍26 100万円 30% …

強気なブルの現状(惨状)

世界同時株安の影響でつい先月までは25,000円以上あった日経平均が今では18,000円を下回っております。 日経平均が大幅に値を下げているためブル型の投資信託は大打撃を受けています。今回は以前にも取り上げた「楽天日本トリプル・ブル」と「SBI日本株3.7ブ…

分散投資によるバラつき

投資信託で分散投資を実践しているのですが、最近全アセットもしくはそれに近いアセットがマイナスになることが多いように感じます。 全てのアセットが同じ方向に動いてしまっては分散投資の意味をなさないので検証してみます。 [検証条件] 2014/01/01〜2015…

IPOは初値で売れ!!

2014年に私がIPO抽選でアキュセラ・インク(4589)に当選した際は初値売りにより50,000円(税引前)のキャピタルゲインを得ることが出来ました。騰落率は27.8%で思いの外少ないんだなぁという印象がありました。 巷ではよくIPOは初値売りがオススメと言われてい…

インデックス型バランスファンド比較

今回は私がおすすめしている(だけで購入していない...)インデックス型のバランスファンドと世界一有名な指数の一つであるNYダウをベンチマークとしているインデックスファンドの成績を比較します。 [比較対象] 世界経済インデックスファンド:世界 eMAXISバ…

強気なブル比較

SBI証券の投資信託ランキングを見たらあるファンドに目が留まりました。 それは"SBI 日本株3.7ブル"です。 もしやと思い目論見書を見たら案の定、基準価額が日本株式市場の値動きの3.7倍を目指すファンドでした。 私は以前保有している投資信託の大部分が日…

みんなのアセットアロケーション

アセットアロケーションは資産運用成績の90%以上を決めると言われるほど重要です。重要性を学んでからの私の投資信託のアセットアロケーションは以下のように推移しています。 目標としているアセットアロケーションはあるのですが、乖離が大きいのが現状で…

手数料の重要性

長期運用すると日々の積み重ねで発生する手数料が重要になってきます。手数料が運用成績を左右すると言っても過言ではないこともあります。 銀行の窓口で販売している投資信託の中には販売手数料が3%以上もするファンドもあるみたいです。販売手数料が3%とす…

「たられば」は禁句ですが…

投資において「たられば」は禁句ですが検証するのは有意義だと思います。 今回は投資信託を始めた当初に「楽天日本株トリプル・ブル」ではなく「ニッセイ日経225インデックスファンド」をメインに購入していたらどうなっていたかを検証します。 [検証条件] …