ひこぼしの米国株投資〜オニール、ミネルヴィニ派〜

てきとー投資からの脱却 ~オニールとミネルヴィニの狭間で~

保有銘柄は新興市場銘柄か?小型株か?

前回、前々回の検証で個人投資家パフォーマンスランキングに参加している個人投資家のポートフォリオに多くの新興市場銘柄、小型株が含まれていることが発覚しました。 では自分のPFはどうか確認してみます。 現状の個別銘柄のPFは以下となります。 銘柄名 …

勝組は小型株を買って勝っているのか?

今回は検証の第ニ弾として勝組の個人投資家は小型株を買っているか検証します。 検証方法は前回と同様に個人投資家パフォーマンスランキングのポートフォリオランキング(2017年5月末)の記事から行います。 票数(保有人数)は考慮せず、純粋に各銘柄の所属を…

勝組は新興市場を買って勝っているのか?

前回の記事で勝組の個人投資家はジャスダックなどに上場している小型株を主力にしている人が多いと書きました。 今回はその検証の第一弾として新興市場の銘柄を買っているか検証します。 検証方法は個人投資家パフォーマンスランキングのポートフォリオラン…

今年はイージーモード?

「今年は勝って当たり前」、「今年の成績を実力だと勘違いしてはいけない」などの発言を個人投資家のブログやtwitterで目にします。 私もお陰さまで含み益を重ねていますが、これらの発言の根拠が何か考えてみました。 今年と過去3年間の月次の日経平均の推…

イベントだらけで忙しいこんな世の中じゃ

先々週の金曜日に四季報が発売になった影響で、先週は値動きが変わった銘柄が多数あったと思われます。 このように株価に影響を与えるイベントは多数あります。 私がすぐに思いつくのは以下の4つです。 アメリカ・雇用統計発売 日銀の金融政策決定会合 会社…

我慢記録更新

ついに買いたいと思ってから3週間我慢することが出来ました。 自分を律することが出来、成長を実感しています。レベルUP。 しかしこれが戦略的によいかは議論の余地があります。 そもそも買い付けを我慢しているのは、数%値下がりするだろうという予想が発端…

億万長者になるために必要な2つのテクニック

億り人(億万長者)のブログやtwitterなどの発言を見ていると多くのかたが共通のテクニックによりその偉業を達成しているように思える。 自信がある銘柄へ大きく張る 最後まで強く握り続ける この2つのテクニック?が重要だと言っている。 自信がある銘柄へ大…

保有銘柄を戦略ごとに分けてみた

現状の個別保有銘柄を戦略ごとに分けてみました。 モメンタム・グロース投資 ニチレイ ラクス 収益バリュー投資 メディアドゥ アルビス モメンタム・グロース投資 ニチレイ 言わずと知れた冷凍食品会社です。 大型株でありながらグロース株だと認識していま…

損失が増えるほど元に戻りにくく、利益が増えるほど元に戻りやすい

損切りは素早く行わなければならない。損失が20%になると元に戻るには25%も利益を上げなければならない。 言い方は様々ですがよく聞くフレーズです。 損失率 元に戻るのに必要な利益率 -10% +11% -20% +25% -30% +43% -40% +67% -50% +100% 上の表から損失が…

モメンタム投資の売り時はオニールが教えてくる

「オニールの成長株発掘法」はモメンタム・グロース投資家であるオニールが提唱したCAN-SLIM手法を紹介しています。 CAN-SLIMは購入する銘柄の選択指針なのですが、この本では他に売却に関する指針も紹介しています。 銘柄選択や投資時期を誤ったらいつ売る…

収益安定性から意味ある成長が認められる銘柄を探す

オニールが提唱したCAN-SLIM手法の「A:年間の収益増加」では収益の増加が意味ある成長かどうかを問いています。 見極める方法として収益安定性を上げています。 収益安定性: 四半期ごとの収益をチャート上に点で示し、その点の周囲にトレンドラインを描き、…

CAN-SLIMをモメンタム要素とグロース要素に分類してみた

モメンタム・グロース投資家として有名なオニールが提唱した投資法にCAN-SLIM手法があります。 C:当期四半期の1株当たり利益 A:年間の収益増加 N:新製品・新経営陣・新高値 S:株式の需要と供給 L:主導銘柄か、停滞銘柄か I:機関投資家による保有 M:株…

太字を書き写すだけで偉大な投資家の仲間入り?〜オニールの教え〜

現在は収益バリュー投資にお熱ですが、以前はモメンタムを重視したグロース投資を意識していました。 その原因になったのが「オニールの成長株発掘法」です。 オニールの成長株発掘法 ? 良い時も悪い時も儲かる銘柄選択をするために作者: ウィリアムオニール…

"敗者"を売り、"勝者"を保有するのが正解とは限らない?

初めて「ピーター・リンチの株で勝つ」を読んだときはバリュー投資に対する偏見や流し読みにより身になっていませんでしたが、改めて読み直すと一言一言が身に染みます。 ある人々は、自動的に"勝者ーー株価が上がっているものーー"を売り、"敗者ーー株価が…

純金融資産保有額の階層別にツリーマップをつくってみた

野村総合研究所が発表した保有資産階層別のピラミッド図があります。この図はよくできているのですがパッと見で正確にイメージするには適していないためツリーマップを作りました。保有資産規模はそこまで違和感がないですが、世帯数はすごく違和感がありま…

制限率幅(制限値幅のレシオ換算)

株価が1日のうちに極端に変動しないよう制限値幅という制度があります。 ストップ高、ストップ安になる値幅ですね。 株価は通常、額(値)ではなく率で変動します。 1,000円の銘柄が1日に50円値上がりすると結構上がったと感じるのに対して、10倍の10,000円の…

「稲妻が輝く瞬間」に居合わせなければならない…のか?

投資家は、「稲妻が輝く瞬間」に居合わせなければならない 「敗者のゲーム」の有名な一節です。 この一節は1980~2008年の間のS&P 500の年収益率が11.1%に対してベストの上昇日10日を逃すだけで年収益率が8.6%に低下することなどに由来します。 今回はこの現…

エナフンさんの名言(2)

すっかりエナフンさんフリーク(信者(笑))の私がエナフンさんの梨の木を読んで感銘を受けた名言を紹介します。 第2回目の今回はすでに何回か紹介している名言です。 グロース投資家もバリューを気にするし、バリュー投資家もグロースを気にしないわけではな…

エナフンさんの名言(1)

すっかりエナフンさんフリーク(信者(笑))の私がエナフンさんの梨の木を読んで感銘を受けた名言を紹介します。 第1回目の今回は 四季報で騰がる株を見つけていると父親に伝えて驚かれた際の一言です。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 「考えても見てほしい。 …

銘柄選定方法の変化

2014年11月に株式投資を始めてから2017年5月現在に至るまでの銘柄選定方法や損益を振り返ります。 ちなみに損益額は以下のように山あり谷ありで全然儲かっていません。 (2014年11月〜2015年12月) 上昇トレンドの良さそうな銘柄を何となく購入。今思うと本当…

収益バリュー投資の優れた点

エナフンさんの収益バリュー株の探し方が素晴らしいので紹介します。 4)あなたはその会社の事業を簡単に説明することができるか? 5)その会社の収益構造は単純か? 7)その会社の事業には直ぐには他社に真似されない何かがあるか? 8)営業キャッシュ…

収益バリュー投資のグロースとバリューの割合

収益バリュー投資は割安な成長企業を購入する投資法です。 では割安(バリュー)と成長(グロース)の割合はどうなっているのでしょうか? 私が尊敬するエナフンさんが紹介している収益バリュー銘柄を探すための15個のチェック項目で調べてみます。 (詳細は…

決算説明資料から始めるファンダメンタル分析のすゝめ

あー、難しいやつだ。そっ閉じ ちょっと待ってください。 これ難しいやつではありませんから。 難しいやつだと思った方は恐らく決算短信か有価証券報告書を思い浮かべているはずです。 かく言う私も少し前までそのように脳内変換していました。 ファンダメン…

ラクスの購入理由(3)

ラクスを購入した理由その3です。今回で最後となります。 購入理由要約(3) 購入理由の今回説明分を以下に示します。 一株利益(EPS)成長を最重要視 今期も成長する可能性が高い 一株利益(EPS)成長を最重要視 持続的にEPSが成長しており、今後も成長が…

ラクスの購入理由(2)

ラクスを購入した理由その2です。 前回の記事の続きです。 購入理由要約(2) 購入理由の今回説明分を以下に示します。 中小型株 利益水準(ROE)が高い ストック型ビジネス 中小型株 ラクスは時価総額が約560億円の中小型株になります。 中小型株ですと今…

ラクスの購入理由(1)

ラクスを購入したので購入理由を綴ります。 収益バリュー投資と新高値ブレイク投資術のハイブリッド投資のつもりで選定していますが、グロース要因が強いのが実情です。 収益バリュー投資家としての道のりは長く険しい… 購入理由要約 購入理由を要約すると以…

収益バリュー投資の経験値を貯める方法

収益バリュー投資は長期投資になりやすく、経験値の浅い方には向いていません。ではどうすれば良いのかというのが今回のお題です。 経験値が足りないのであれば貯めれば良いのです。 それに最適なのが新高値ブレイク投資術です。 ザックリ説明すると新高値に…

収益バリュー投資の弱点

収益バリュー投資を学び、では実践だと思ったのですが収益バリュー投資の弱点が発覚しました。 素人には向いていない 収益バリュー投資は期間が長くなりやすい傾向にあるため素人には向いていません。私も含め素人や経験の浅い人は投資期間が長い投資は向い…

収益バリュー投資とグロース投資の違い

収益バリュー投資とグロース投資の違いは何?という疑問もエナフンさんが解決してくれました。 バリュー投資(割安株投資)だからといって、成長を加味しないわけではないし、 グロース投資(成長株投資)だからといって、割安さを無視してはいけない為で、 …

収益バリュー投資との出会い

収益バリュー投資との出会いは「稼ぐ人の株式投資 億越えの方程式11」の白米さんの記事で 「手法を資産バリューから収益バリューに変える。」 という一文でした。 稼ぐ人の株投資 億越えの方程式11 稼ぐ人の株投資 億超えの方程式出版社/メーカー: standards…